4月3日 音読はダイヤモンド
「賢くなるパズル」などを出されている宮本哲也先生がいいことを言われています。いわく「自分の子どもを本好きにしたら、子育ての半分は成功したようなものでしょう」。
確かにそう思います。「本を読む」ということは、人からああだこうだと言われるのではなく「自分でものごとを考える」ことのきっかけになるわけですから、「本が好き」ということはそこからすでに親を超えていく遙かな旅がスタートし始めているわけです。
オープン初日から宮澤賢治の『雨ニモ負ケズ』を音読しています。音読だけでなく少しずつ暗誦してもらってます。1行覚えるごとにパンダシール1枚が進呈されます。
もちろん子どもたちは意味は完全にはわかりません。しかし『雨ニモ負ケズ』を暗誦している子が中学生になったとき、暗誦してない子より少しは日本語に対して豊かな感性を持つようになる気がしています。
テレビでおなじみの斉藤孝先生は論語などの暗誦を薦められており、こんなことを言われています。「今は確かに意味はわからないかもしれないけど、暗誦は子どもたちのカラダにダイヤモンドを埋め込んでおくことだと思っています」。
なかなかいい言葉ですね。しかし子どもたちもたいしたもので、『雨ニモ負ケズ』の一節「南に死にそうな人あれば」を読んだとき、「南せんせいが死にそうかとおもっちゃったよ~」と口々に叫んだのには笑いました。
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